ブラックジャックのエースの特徴は?役割や戦略を解説! ブラックジャックのエース(a)は点数の数え方やルールが他のカードと異なるため、扱い方がわからないという読者さんは多いでしょう。そして、エースを配られたときにどういうアクションをするべきか迷っている読者さんもいると思います。そこで本記事では、ブラックジャックのエース(1)の役割や考え方について解説しました。さらにエースが最強と言われる理由や戦略についても解説しています。ブラックジャックのエースの扱いがわからないという読者さんは、ぜひ参考にしてくださいね。 この記事で分かること ブラックジャックのエースの数え方や特徴 ブラックジャックでエースを持った時の戦略や考え方 エースが2枚配られたときのアクションと考え方 ディーラーがエースを持った時のアクション ブラックジャックを遊ぶ時におすすめなカジノ 目次 もっと見る 1 この記事で分かること 2 ブラックジャックのエースの扱いや特徴 2.1 「1」もしくは「11」と数えられる 2.2 「10, J, Q, K」との組み合わせでナチュラルブラックジャック 2.3 エースを含むハンドはソフトハンドと呼ぶ 3 ブラックジャックのエースの数え方 3.1 「1」とでも「11」とでも数えられる場合 3.2 自動的に「1」もしくは「11」と数えられる場合 3.3 ブラックジャックでハンドにエースが2枚ある時 4 エースがブラックジャックで最強の理由 4.1 最強役のナチュラルブラックジャックが作れる 4.2 エースが2枚ある時のスプリットが強い 5 エースがある時の戦略:ソフトハンドストラテジー 6 ディーラーがエースを持っている場合 7 概要まとめ:ブラックジャックのエースは扱いが異なる ブラックジャックのエースの扱いや特徴 ブラックジャックのエースは、他のカードと異なる特徴がいくつかあります。この特徴を知らなくてもプレイすることはできますが、ブラックジャックの勝率は悪くなるので覚えておくと良いですよ。 「1」もしくは「11」と数えられる ブラックジャックのエースは「1」もしくは「11」として数えられます。この時の点数は選択制ですが、プレイヤーの状況によって常に有利な方として計算します。つまり、6とエースの場合は「7」もしくは「17」になりますが、そのあとに5を引いた場合は「12」になるといった具合ですね。慣れてない読者さんの場合は混乱してしまうかもしれませんが、カジノではディーラーが自動的に有利な方に計算してくれます。どちらか選択する時に必要な行動もなく自動で有利な方として数えられるので、初心者の読者さんだったとしても安心ですよ。 「10, J, Q, K」との組み合わせでナチュラルブラックジャック ブラックジャックでは、最初の2枚でエースと「10」になるカードが配られて「21」になった場合は、ナチュラルブラックジャックもしくはナチュラルと呼びます。これは、ディーラーが最初の2枚で「21」を作った場合も同じ呼び方です。ただ、ナチュラルブラックジャックは配当が高いですが、ディーラーがナチュラルブラックジャックを作ったからといって余計にチップが取られることはありません。 エースを含むハンドはソフトハンドと呼ぶ ブラックジャックでエースが含まれたハンドはソフトハンドと呼ばれます。正確にはエースが含まれたハンドをすべてソフトハンドと呼ぶわけではなく、エースを含んで点数が選択できるハンドの時にソフトハンドと呼びます。つまり、エースと5が配られて「6」もしくは「16」となった時はソフトハンドと呼びますが、次に7が配られて「13」のみとなった時はソフトハンドとは呼びません。ただ、この用語はカジノで使用するというよりはブラックジャックの戦略の話の時にブラックジャック用語として使うことが一般的ですね。 ブラックジャックのエースの数え方 具体的にエースが配られた時の数え方を解説します。状況に応じて選択できると考えると一見複雑そうですが、一度ルールを確認しておけばすぐに慣れることができますよ。 「1」とでも「11」とでも数えられる場合 バーストするまでは「1」もしくは「11」として数えられます。仮に9とエースで「2」もしくは「20」となり、当然のように「20」として数えるとしてもディーラーはプレイヤーにアクションをどうするか聞いてきます。戦略上は、エースが「1」とでも「11」とでも数えられる状況は非常に有利なので、積極的にヒットをするなどの攻撃的なアクションを取ることが多いです。 自動的に「1」もしくは「11」と数えられる場合 「11」として計算するとバーストしてしまう場合は、エースは自動的に「1」として数えられます。つまり、5と8の後にエースを引いた場合はバーストになる「24」とは数えられず、自動的に「1」として扱われ「14」として計算されます。エースが自動的に「11」として扱われる場面は「21」を完成させた場合のみです。ルール的にはヒットをしても問題ないはずですが、「21」は最強のハンドでより強くなる可能性がないため、基本的には自動的に「11」として数えられますね。 ブラックジャックでハンドにエースが2枚ある時 1つのハンドにエースが2枚ある場合も、エースは「1」もしくは「11」として数えられます。ただ、実際には2つのエースを「11」として数えてしまうと「22」になってしまい、確定でバーストになるので両方を「11」と数えることはできません。そのため、エースが2枚ある場合は実質的に「2」もしくは「12」として数えることになりますね。 エースがブラックジャックで最強の理由 ブラックジャックのエースは点数を選択できるといった理由だけでも十分最強です。バーストする危険を気にすることなくハンドを改善させることができるからです。 しかし、その他にもエースが最強と呼ばれる理由が存在します。 最強役のナチュラルブラックジャックが作れる エースがブラックジャックで最強の理由の1つは、ナチュラルブラックジャックを作れるところです。ナチュラルブラックジャックは最初の2枚でのみ成立となるので、エースがなければ成立しません。エースを引ける確率は7.7%ですが、「10」を引ける確率は約30%もあるので、エースさえ配られればナチュラルブラックジャックが完成する可能性は非常に高くなります。 そして、ナチュラルブラックジャックはブラックジャックの中でも最強のハンドで、ディーラーのナチュラルブラックジャック以外のすべてのハンドに勝利します。仮にディーラーが3枚で「21」を使ったとしてもナチュラルブラックジャックの勝利です。配当も通常の勝利よりも高く、一般的には2.5倍(3対2)の配当が貰えます。稀に2.5倍の配当ではないカジノも存在しますが、それでも普通に勝利した時の2倍配当と比べると高く設定されているので、最強と呼べる強さといえますね。 エースが2枚ある時のスプリットが強い エースが2枚あると「2」もしくは「12」となるので、絵札1枚で「21」を作れるエース1枚の時よりは強くありません。しかし、ブラックジャックでは同じカードが2枚ある時はスプリットができます。ブラックジャックで最初にエースが2枚となった場合はスプリットすれば、エースを持っていることが確定した状態で2つのハンドをプレイできるので、非常に強力です。 ただし、エースのスプリットはあまりにも最強すぎるため、スプリットをした後にもう一度エースを引いたとしてもスプリットができない場合が多いですね。加えて、スプリット後にもう1枚しかヒットできないことが多く、同様にダブルダウンもできないことが多いです。しかし、そのような制限を課されたとしてもエースのスプリットは最強ですよ。 エースがある時の戦略:ソフトハンドストラテジー ブラックジャックにはベーシックストラテジーと呼ばれる最適戦略が存在しますが、その中でエースが含まれるハンドの戦略はソフトハンドストラテジーと呼ばれています。 ソフトハンドストラテジーでは以下の戦略が最適とされています。 「19」以上の場合はスタンド 「18」の場合はディーラーのアップカード次第 「17」以下の場合は必ずカードを引く エースがない時のハードハンドストラテジーと比較すると、手が非常に強い場合以外はカードを引く積極的なアクションを取っていますね。このような戦略になる理由は、ソフトハンドにはバーストの危険性がなくハンドが改善しやすいからです。ディーラーのアップカードが5や6の場合などの場合は非常に弱いので、ただヒットしてカードを引くだけでなくダブルダウンでベット額を上げていくと良いですよ。 ディーラーがエースを持っている場合 ディーラーがエースを持っていたとしても、ゲームのルールは基本的に同じです。16以下の場合はヒットをし、17以上の場合はスタンドします。ただし、エースと6を持つ場合はソフト17と呼ばれ、カジノによってはヒットする場合もあるので注意してくださいね。ちなみに、プレイヤーにとってはディーラーがソフト17でもスタンドをする場合の方が有利です。 ディーラーはエースを持っていた場合にもう1枚の伏せているカードを確認しますが、これはゲーム進行をスムーズに進めるための特徴なので、気にしなくても問題ありません。そして、この場合はプレイヤーがインシュランスベットやイーブンマネーなどのサイドベットが可能になります。このようなサイドベットを採用しているかはカジノやテーブルによって異なりますし、片方しか採用していない場合もあります。ただ、どちらもプレイヤーに不利になるサイドベットなので、勝率を上げたい人はベットしない方が良いですよ。 ディーラーがエースを持っているとプレイヤーは非常に不利になります。バーストをする可能性が非常に低く、強いハンドを作る可能性が非常に高くなるからです。そのため、プレイヤーは強力なハンドを完成した時以外は、バーストの可能性が高いとしてもヒットすることが最適になることを覚えておくと良いですね。 概要まとめ:ブラックジャックのエースは扱いが異なる 今回はブラックジャックのエースについて解説しました。ブラックジャックのエースは扱いが特徴的で、知っておかないと不利になってしまう特徴ばかりです。基本的には「1」もしくは「11」と数えられるということだけ覚えておけば問題ありません。しかし、考え方や戦略についても理解しておくと、よりブラックジャックの勝率を上げられます。ブラックジャックで稼ぐためにも、基本的なルールはもとより、エースについての知識は深めておいてくださいね。