ブラックジャックのカードカウンティングの方法を解説!

ブラックジャックには、カードカウンティングと呼ばれる必勝法が存在します。非常に強力な上に有名な手法なので、実際に試してみたいと考える読者さんも多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ブラックジャックのカードカウンティングの仕組みややり方について解説しました。そして、カードカウンティングの種類や、使用する時の注意点についても解説しています。もしブラックジャックで長期的に稼ぎたいのであれば、カードカウンティングは必ずマスターするべき勝ち方なのでぜひ参考にしてくださいね。

この記事で分かること

  • ブラックジャックのカードカウンティングについて
  • カードカウンティングの仕組みややり方
  • カードカウンティングの種類
  • カードカウンティングをする時の注意点
  • オンラインカジノがカードカウンティングに向いている理由
  • おすすめのオンラインカジノ

ブラックジャックのカードカウンティングとは

カードカウンティングとは、カジノゲームで使われるデッキの中身を記憶し、残っているカードの割合を推測する必勝法のことを指します。

カードを使うカジノゲーム全般に効果があると言われていますが、その中でもブラックジャックに最も効果があるとして知られていますね。その理由は、実際にラスベガスのカジノから大金を稼いだマサチューセッツ工科大学の学生チームが有名になったからです。彼らは5年間で6億円以上稼いだと言われており、映画「ラスベガスをぶっつぶせ」を通じて有名になりました。

これだけの実績があるカードカウンティングですが、カジノでの使用は禁止されています。違法ではないので捕まることはありませんが、見つかるとすぐに出禁にされてしまうでしょう。オンラインカジノでも規約で禁止されていたり、バレると勝ち金没収やアクセス禁止となったりする場合もあるので注意してください。

カードカウンティングの仕組み

ブラックジャック カードカウンティング カウンティングの説明

ブラックジャックでは、使用済みのカードは一定以上の枚数が溜まるまでディスカードホルダーに置いたままになります。カードの出現率には偏りがあるため、捨てられたカードを覚えておけばデッキに残っているカードにはどのカードが多いか推測できるということですね。ブラックジャックでは6デッキや8デッキが使われることが多いので、すべての捨てられたカードを記憶することは人間には難しいでしょう。そのため、ブラックジャックではカードの数字をカウントし、カウント結果の大小でおおよその傾向を掴むといった仕組みが主流です。

カードカウンティングを学ぶ時に覚えておくべき用語

カードカウンティングを学ぶときは、聞きなれない用語が登場しがちです。そのため、そのような用語はあらかじめ覚えておくと良いですよ。

カードカウンティングに必要な用語
用語説明
デッキ デッキとは、1組52枚のカードの組数のことを指します。ブラックジャックでは6デッキか8デッキが使用されていることが多いですね。デッキ数が少なければ少ないほどカードカウンティングの効力が増します。
シューシューとは、デッキを入れておくための置き場のことを指します。6デッキや8デッキだとディーラーが手で持ちきれないので、シューを使うことになっていますね。ここからカードが配られます。
ディスカードホルダーディスカードホルダーとは、使い終わったカード(ディスカード)を置いておく置き場のことを指します。空になった後はカウンティングの効力がなくなるので注意してくださいね。

ブラックジャックのカードカウンティングのやり方

ブラックジャック カードカウンティング カウントの合計が0

ブラックジャックのカードカウンティングで最も有名なのが「ハイローシステム」です。そのため、ここでは「ハイローシステム」を基に解説していきます。まずはカウント方法を見てみましょう。

ハイローシステムのカウント方法
カウントカード
-1ハート の 10ハート の ジャックハート の クイーンハート の キングハート の エース10、J、Q、K、A
±0ハート の 7ハート の 8ハート の 97、8、9
+1ハート の 2ハート の 3ハート の 4ハート の 5ハート の 62、3、4、5、6

この法則によってカウントが偏れば偏るほど、デッキの残りのカードも偏っていることを意味します。カウント結果の偏りによってすべき行動が変わるので、それぞれの特徴を把握しておいてくださいね。

カウンティングの結果がマイナスになった場合

マイナスにカウントされるカードはハート の 10ハート の ジャックハート の クイーンハート の キングハート の エース「10、J、Q、K、A」のカードです。そのため、カウンティングの結果がマイナスになった場合はハート の 2ハート の 3ハート の 4ハート の 5ハート の 6「2、3、4、5、6」のカードが多いことになります。この場合はプレイヤーは戦略を練ることが難しいです。

例えば、本来であればプレイヤーが「12」の場合はスタンドが正しい場合が多いですが、

カウントが’「-10」であればヒットをする戦略がより正当化されます。しかし、「12」が「16」になっても意味はありませんし、「16」がバーストしやすいことは事実です。これはディーラーにもいえることで、明確に状況は変わりません。

これらのことから、カウンティングの結果がマイナスになった場合は、プレイヤーは有利か不利か判断しにくい状態といえますね。判断が非常に難しいので、基本的にミニマムベットを続けると良いですよ。

カウンティングの結果がプラスになった場合

プラスにカウントされるカードはハート の 2ハート の 3ハート の 4ハート の 5ハート の 6ハート の 7「2、3、4、5、6」のカードです。そのため、カウンティングの結果がプラスになった場合は「10」とエースがデッキに多いことになります。この場合はプレイヤーはディーラーのバーストを狙う戦略が多くなりますね。

例えば、ディーラーのアップカードが「3」や「6」となった場合に、伏せカードが「10」で引いたカードも「10」となって「23」のバーストになりやすいからです。同様に、プレイヤーも「12」以上の場合はバーストしやすいので、スタンドを選ぶことがより正当化されます。また、ディーラーがバーストしやすい場合やプレイヤーが「10」 「11」となった場合は積極的にダブルダウンを行うのも良い戦略です。

このように、カウンティングの結果がプラスになった時はすべきアクションや有利な状況が明確になります。ハート の 10「10」とハート の エース「A」が多いので、ナチュラルブラックジャックが完成する可能性も高いです。そのため、ベット額を増やしてダブルダウンとスプリットも増やしていくと良いですよ。

カウンティングの結果がゼロになった場合

カウンティングの結果がゼロになった場合は、+1と-1のカードが均等に場に出ていることになります。この場合はカウンティングをしていない場合と状況が変わらないので、ベーシックストラテジー通りにプレイをしましょう。カウント結果に偏りが出るまではミニマムベットを続けることが正解です。

ブラックジャックのカードカウンティングの種類

ブラックジャックのカードカウンティングには、いくつか種類があります。ただし、複数の計算方法を中途半端に学んでしまうと、計算スピードが遅くなって計算しきれなくなります。カードカウンティングはスピードが命なので、1つに絞って精度を高めるようにしてくださいね。

ノックアウトシステム

ノックアウトシステムのカウント方法を紹介します。

ノックアウトシステムのカウント方法
カウントカード
-1ハート の 10ハート の ジャックハート の クイーンハート の キングハート の エース10、J、Q、K、A
±0ハート の 8ハート の 98、9
+1ハート の 2ハート の 3ハート の 4ハート の 5ハート の 6ハート の 7 2、3、4、5、6、7

「ハイローシステム」との違いはハート の 7「7」をカウントするかどうかですね。「ハイローシステム」同様に、カウントがプラスであれば積極的にベット額を増やしていき、マイナスになった場合はベット額を下げていきましょう。

レッドセブンシステム

レッドセブンシステムのカウント方法を紹介します。

レッドセブンシステムのカウント方法
カウントカード
-1スペード の 10スペード の ジャックスペード の クイーンスペード の キングスペード の エース 10、J、K、A
±0スペード の 7ハート の 8ハート の 9 黒7、8、9
+1スペード の 2スペード の 3スペード の 4スペード の 5スペード の 6ハート の 7 2、3、4、5、6、赤7

「ハイローシステム」と比べてハートとダイヤの7だけカウントするように変えていますね。ただし、カウントの初期値は使用しているデッキ数×(-2)で計算します。8デッキの場合は-16がカウントの初期値です。そして、+1のカードを消費していく、つまりカウントが0に近づいていくほどに有利になり、ベット額を増やすことが良い戦略になっていきます。

ブラックジャックでカードカウンティングをする時の注意点

カードカウンティングはブラックジャックの還元率を100%以上に上げてくれる優秀な勝ち方です。しかし、どのカジノでも常にうまくいくような万能な戦略ではありません。カードカウンティングで考えがちな注意点について、必ず把握しておきましょう。

100%勝利するわけではない

ブラックジャックでカードカウンティングをマスターしたからといって、短期的に100%勝利するわけではありません。

一晩の間カードカウンティングを完璧に使いこなしたからといって、ブラックジャックの勝率はほとんど変わらない可能性もあります。そもそもカウントがなかなかプラスにならず、有利な状況が訪れないかもしれません。カードカウンティングは、ブラックジャックでの長期的な勝利を約束するものだということを理解しておきましょう。長期的な勝利とは、数百回や数千回以上のプレイ回数をこなすことを指します。

ランドカジノでは禁止されている

ブラックジャックでカードカウンティングを使うことは、ランドカジノでは禁止されています。

バレたらすぐに出禁措置になるので気を付けましょう。もしアメリカのランドカジノで出禁になってしまうと、NORAというデータベースに載ってしまい、どこのカジノにも入場できなくなる可能性もあります。

頭の中でカードをカウントするにも関わらずなぜバレるのかと考える人は多いですが、ランドカジノのセキュリティは小さい銀行よりも厳重だと言われるほどです。テーブルに座って上を見渡せば、顔を動かさなくても数十以上のカメラが確認できます。また、そのカメラと独自の技術を組み合わせ、テーブル上で起きたすべてを追跡できてしまいます。

一番の問題は、カードカウンティングをするとベット額が露骨に変化する点です。偏りが生まれるまでミニマムベットをし続け、偏りが生まれたら唐突に高額を賭け始めることになるので、端から見ればすぐにわかります。そのため、ランドカジノではカードカウンティングをすることは非常にリスクが高い行為になりますね。

オンラインカジノのライブゲームがカードカウンティングに最適

ブラックジャックでカードカウンティングをする場合は、オンラインカジノのライブゲームが最もおすすめです。

オンラインカジノであれば画面越しなので非常にバレにくいからですね。中でもライブゲームが最適な理由は、使われるデッキ数にあります。

オンラインカジノのプログラムタイプのブラックジャックでは、使われるデッキ数が公表されていません。毎回シャッフルされるとも言われますし、無限デッキを使用しているとも言われています。そのため、ブラックジャックでカードカウンティングをしたとしても、そもそもデッキに残っているカードに偏りがない場合がほとんどです。

しかし、オンラインカジノのライブゲームであれば、使われるデッキ数は6デッキ〜8デッキが主流になります。スマホアプリなどでブラックジャックのカードカウンティングツールを使っても、読者さんのプレイ姿を見ているディーラーなどはいません。そのため、カードカウンティングをする時はライブゲームが最適といえますね。

概要ブラックジャックのカードカウンティングまとめ

今回はブラックジャックのカードカウンティングについて解説しました。カードカウンティングは、長期的な目線で勝てるようになる代表的なブラックジャックの勝ち方です。使うか使わないかでブラックジャックの成績は大幅に変わるので、稼ぎたい人は必ずマスターしておきましょう。カードカウンティングはランドカジノではバレやすく、オンラインカジノでもプログラムタイプのテーブルでは使えません。そのため、基本的にはオンラインカジノのライブゲームでカードカウンティングするようにしてくださいね。