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プレイヤーが取れる行動の数々
ブラックジャックでは、基本的なルールで説明した内容以外にも、プレイヤーにはいくつかの応用的な選択肢が用意されています。
これらにヒットとスタンドも加えて、プレイヤーが自分の手番に取ることのできる行動をまとめると、次のようになります。
- ヒット
カードをもう一枚ハンドに追加します
- スタンド
ハンドを完成させて勝負します
- スプリット
ハンドの2枚が同じ数のカードだった場合、賭け金を倍にすることで、カードを分けて2組のハンドにしてプレイします
なお「A」二枚に対してスプリットする場合は、分けた2組のハンドそれぞれにヒットが一回しかできない制限がかかります
- ダブルダウン
手番が始まったときに賭け金を倍にして1度だけヒットします
最初の2枚+追加の1枚で勝てると判断したときにプレイします
- サレンダー
勝ち目がないと判断した場合、自ら勝負を降りることで、賭け金の半額分返金を受けることができます
ですが、サレンダーが可能なのは手持ちのカードが配られた直後の2枚のときだけで、1回でもヒットしてしまうとサレンダーをすることはできません
- インシュランス
ディーラーのアップカードがAだった場合、伏せられたホールカードが10または絵柄であり、ブラックジャックが成立していることを予想します
インシュランスにはそのゲームへの賭け金の半額が必要で、ディーラーがブラックジャックを成立させていた場合はインシュランスの2倍(元々のゲームへの賭け金と同額)が払い出されますが、予想を外した場合はインシュランスのベットは没収されます
慣れないうちは、基本的な「ヒット」と「スタンド」で勝負をしていくのがいいかもしれません。
ただし、状況に応じてその他の賭け方も活かしていくと、より勝利へと近付いていくことができるでしょう。
► 実例を用いたブラックジャックのプレイングガイド
覚えておいたほうが良いいくつかの鉄則
オンラインブラックジャックをプレイしていると、様々な局面を経験します。そしてゲームの度に違う手札を持つ中で、ある局面ならこうすれば勝ちやすい、反対にある局面ではどうしたって勝つのは難しい、このような傾向に気付いていくはずです。
この感覚が示している通り、場の手札状況に応じて、基本的に守っておいた方がいい戦略がブラックジャックには存在しています。次にいくつか紹介しておきますので、参考にしてください。
- 自分の手札が17点以上の時は「スタンド」
- 自分の手札が11点以下の時は「ヒット」
- ディーラーの表向きのカードが3~6の時は「スタンド」
- 「A」が2枚来た時には「スプリット」
- 「8」が2枚来た時にも「スプリット」
- 絵札が2枚来た時には「スプリット」をしない
- 勝負できるタイミング以外では「ダブルダウン」を行わない
- 負けがほぼ確定している時は「サレンダー」
- インシュランスは行わない
これらの点を守ることによってゲームはより優位に進められるようになります。
► ブラックジャックで勝つための戦略を考えてみよう
また、ブラックジャックの勝率を高めるためには、他にカウンティングという方法も知られています。それについては別の項で紹介しています。
► ブラックジャックには必勝の攻略法があるのか?