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まだブラックジャックがいまほどメジャーではなかった頃、必勝法は確かに存在していました。発明したのはエドワード・オークリー・ソープ(エド・ソープ)というアメリカの数学者です。彼はコンピューターを駆使して必勝法を生み出し、論文を発表したばかりか、実践のために自らカジノに赴き、実際にブラックジャックオンラインで大勝ちしてみせたのです。
その時に用いられた必勝法が現在、さまざまな形で進化を遂げてブラックジャック 必勝法 数学者の「カウンティング」と呼ばれる攻略法になっています。
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まだブラックジャックがいまほどメジャーではなかった頃、必勝法は確かに存在していました。発明したのはエドワード・オークリー・ソープ(エド・ソープ)というアメリカの数学者です。彼はコンピューターを駆使して必勝法を生み出し、論文を発表したばかりか、実践のために自らカジノに赴き、実際にブラックジャックオンラインで大勝ちしてみせたのです。
その時に用いられた必勝法が現在、さまざまな形で進化を遂げてブラックジャック 必勝法 数学者の「カウンティング」と呼ばれる攻略法になっています。
ブラックジャックの必勝法とされるカウンティングには、現在、すべてのカードを覚えるものから、絵札や特定の数字のカードだけを数えるものなど、さまざまなやり方があります。そこでここではもっとも一般的に使われる方法をご紹介します。
まず、場に出たカードの数を数えていきます。その際、すべてに点数を付けていきます。
A、10、絵札は「-1」点
7、8、9は「0」点
2~6は「+1」点
そしてある程度ゲームが進んだら、その合計点によって賭け金を変えていきます。プラスならプレイヤーが有利になりますので賭け金を増やし、マイナスならディーラーが有利なので賭け金を減らす、といった具合です。
絵札が多く残っていれば、ブラックジャックができる確率も高まりますし、親がバーストする割合も増えていきます。また「ダブルアップ」するかどうかの目安にもなります。
これと基本戦略を合わせて活かせば、勝率は格段に上がる計算になります。
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エド・ソープがカウンティング理論を発表して以来、実際に荒稼ぎするプレイヤーが続出し、カジノ側は対応に追われることになりました。一番の変更点はデッキ(トランプの組)数の増加です。1組でカウンティングが行なわれたら、カジノ側はまず勝てません。ですので、2組、4組、6組、8組とデッキ数はどんどん増加されました。さらに適当なタイミングでシャッフルする体制も取られました。これにより、残りのカードが判別しづらくなったわけです。
それでもカウンティングする人は後を絶たず、実際に効果を上げ続けました。カジノの中にはカウンティングを禁止し、数えている人を無理やり追い出すところもあったといいますから、その効果は絶大だったと言わざるを得ません。
現在でもランド(実際の)カジノには、バレないようにカウンティングしている人は多くいます。カウンティングは必勝法とまではいかなくても、攻略法としてはかなり有効な方法なのです。
ただし、オンラインカジノではちょっと事情が変わってきます。まず通常ゲームではカウンティングはほぼ役に立ちません。というのも、公平性を保つためにおそらくデッキは1回ごとにシャッフルされてしまうからです。
一方でランドのカジノのように遊べるライブゲームではカウンティングはかなり有効です。デッキ数が多いケースがほとんどですので、必ず有効とは言えませんが、やってみても損はないでしょう(カジノによってはカウンティングを禁止しているところもあります。実践はあくまでも自己判断で行ってください)。