ブラックジャックのヒットとは?使い方・タイミングを解説! 本記事では、ブラックジャックのヒットの定義や使い方、使うべきタイミングを解説します。ブラックジャックの基本用語がわからない方は、参考にしてください。 この記事で分かること ブラックジャックのヒットの意味 ヒットを使うべきタイミングや使い方 ブラックジャックのヒットで勝率を上げる方法 目次 もっと見る 1 ブラックジャックのヒットとは 1.1 プレイヤーのハンドが「11」以下の時はヒット 1.2 ディーラーは「17」になるまでヒットする 2 ブラックジャックのヒット以外のアクション 2.1 スタンド 2.2 ダブルダウン 2.3 スプリット 2.4 インシュランス 3 ブラックジャックのヒットのやり方 4 ブラックジャックのヒットで勝率を上げる方法 4.1 ベーシックストラテジーに従ってヒットをする 4.2 カードカウンティングを活用する 5 概要ブラックジャックのヒットを活用して勝率を高めよう! ブラックジャックのヒットとは ブラックジャックのヒットとは、初めに配られる2枚のカードに加えて、追加のカードを1枚引くアクションです。 ブラックジャックのヒットは、ハンドが「21」を超えるまで行うことが可能です。プレイヤーがカードを引く行為だけではなく、ディーラーがカードを引く行為もヒットと呼ばれます。 プレイヤー側とディーラー側で、ブラックジャックのヒットに関するルールが異なるため、それぞれ解説します。 プレイヤーのハンドが「11」以下の時はヒット プレイヤー側には細かなルールは設定されていませんが、ハンドが11以下の場合は、基本的にヒットを行います。 ブラックジャックのルールでは、手持ちのカードが「21」を超えるとバーストとなり、必然的に負けます。しかし、プレイヤー側のハンドが「11」以下であれば、ブラックジャックのヒットをしてもバーストする心配がないため、ヒットを使うべきタイミングです。 ディーラーは「17」になるまでヒットする ブラックジャックでディーラーは、手札の合計値が「17」になるまでヒットし続けるルールがあります。 プレイヤーはブラックジャックのヒットにルールがありませんが、ディーラー側は「17」までヒットしなければなりません。また、ディーラー側の手札合計値が「17」以上になると、強制的にスタンドとなります。ディーラー側のハンドが「21」を超えた場合は、プレイヤーと同様にバーストします。 ディーラーの手札が「17」未満の場合はヒットする必要があるというルールを理解しておくだけで、戦略的な勝負が行えるため覚えておきましょう。 ブラックジャックのヒット以外のアクション ブラックジャックのヒット以外にも、知っておくべき基本的なアクションがあります。 それぞれのアクションを詳しく解説するので、知らない用語がある方は参考にしてください。 スタンド ブラックジャックのスタンドとは、これ以上カードを引かないことを意思表示するアクションです。 ブラックジャックのスタンドを宣言した場合は、追加でカードを引けないため、現在のハンドで勝負する必要があります。「21」に近づけるためにブラックジャックのヒットが使われますが、「次のカードを引くとバーストするかもしれない」というタイミングでスタンドを使います。 たとえば、プレイヤー側のハンドが「13」の場合を考えてみましょう。多くの方は、「21」に近づけるためにブラックジャックのヒットを使いたいと考えます。しかし、ディーラーのアップカードが「2・3・4・5・6」のいずれかの場合は、ブラックジャックのスタンドが最適だとされています。 バーストを避けるためにも、ブラックジャックのスタンドを使うタイミングをうまく見極めましょう。 ダブルダウン ブラックジャックのダブルダウンとは、ヒットの回数を1回に制限する代わりに、賭け金を2倍にできるアクションです。 プレイヤー側のハンドが「9・10・11」であり、ディーラー側のアップカードが「3・4・5・6」の場合はブラックジャックのダブルダウンが効果的とされています。プレイヤーは、ブラックジャックのヒットで「21」に近づく確率が高いうえ、ディーラーはバーストの可能性が高いためです。 上記のように、ブラックジャックのヒットが1回に制限されても、勝率が高いと考えられる場合にダブルダウンが使用されます。 スプリット ブラックジャックのスプリットとは、プレイヤー側の手札を2つに分けるアクションです。 ブラックジャックのスプリットは、カードの点数が同じである場合に使用できます。スプリットを上手く使用すれば、強力なハンドを2つプレイできるので、より有利にゲームを進められる可能性が高まります。 また、スプリットを使用する場合は、賭け金が2倍になる点に注意が必要です。 インシュランス インシュランスとは、ディーラーがブラックジャックとなった場合に備えて、保険をかけるアクションです。インシュランスを使用できるタイミングは、アップカードが「A」の場合のみです。プレイヤーは、通常の賭け金の半額を追加で賭けることにより、インシュランスが使用できます。 ブラックジャックのインシュランスを使用した状態でディーラーが + 「A+10,J,Q,K」でブラックジャックになった場合は、賭け金と同額を得られる仕組みです。そのため、収支はプラスマイナス0で終えられます。しかし、インシュランスは期待値が低く、勝率を下げる要因になるとされており、あまり使用されません。 ブラックジャックのヒットのやり方 ブラックジャックのヒットのやり方は、ランドカジノとオンラインカジノで異なります。 ランドカジノの場合は、口頭で「ヒット」と伝えたり、ハンドサインでテーブルを軽く2回叩いたりするとヒットができます。口頭・ハンドサインどちらを使用しても、ブラックジャックのヒットが可能です。 オンラインカジノでブラックジャックのヒットを利用する場合は、「ヒット」のアイコンをタップするだけです。手持ちカードの合計値が「21」未満であれば常に表示されているため、アイコンをタップしましょう。 ブラックジャックのヒットで勝率を上げる方法 ブラックジャックのヒットを使って勝率を上げる方法は、主に2つあります。 それぞれの方法を詳しく解説するので、ブラックジャックのヒットで勝率を上げたい方は参考にしてください。 ベーシックストラテジーに従ってヒットをする ブラックジャックのベーシックストラテジーとは、プレイヤー側のハンド・ディーラー側のアップカードから最も期待値の高いアクションを選択できる表です。ベーシックストラテジー通りにアクションを行うだけで、ブラックジャックの勝率を上げられるため、初心者の方におすすめです。ブラックジャックのベーシックストラテジーは、大きく分けて以下の3つの表があります。 ベーシックストラテジー3つの表 ハードハンド ソフトハンド スプリット ハードハンドは手札に 「A」がない状態または「1」 「11」を自由に選べない状態、ソフトハンドは手札に 「A」があり「1」 「11」を選択できる状態です。スプリットは手札がペアの状態で使用される表です。 たとえば、ハードハンドの状態でプレイヤー側の手札が「14」、ディーラーのアップカードが「10」の場合を考えてみましょう。表の左側で「14」の行と、表の上部で「10」の列が交わる点を見ると、「H」となっているためブラックジャックのヒットが推奨されます。 プレイヤーのハンドとアップカードが「1:1対応」で決まっているため、簡単に活用できます。 カードカウンティングを活用する ブラックジャックのヒットで勝率を上げるには、カードカウンティングを活用するのがおすすめです。 基本的にはベーシックストラテジーを使用すれば問題はありませんが、一部ベーシックストラテジーが最適解ではない場合もあります。カードカウンティングとベーシックストラテジーを組み合わせれば、さらに勝率を上げられるため学んでおきましょう。 カードカウンティングとは、プレイ中に出てきたカードを記憶しておき、シューの中に残っているカードを把握する方法です。プレイ中に 「10・J・Q・K」のカードがあまり出てきていない状態であれば、シューの中に「10」として扱われるカードが多数残っていることになります。そのため、ディーラーのバーストを狙ったり、戦略的にダブルダウンを使用してみたりなどのプレイが可能です。 概要ブラックジャックのヒットを活用して勝率を高めよう! 本記事では、ブラックジャックのヒットの使い方や勝率を上げるコツなどを初心者でもわかりやすく解説しました。 ブラックジャックをプレイするうえで基本的な用語ですが、しっかりと理解して使いこなせば勝率を高められます。本記事の内容を参考にしつつ、タイミングを見極めたヒットでブラックジャックを楽しみましょう。