| カジノ・ウォーは1980年代後半から1990年代頃にアメリカのカジノで誕生したと言われています。まだ生まれてから30年ほどの歴史しかないゲームなのです。 これが登場するや否や一気に人気を博していきました。理由は単純で、カジノ・ウォーがとても「わかりやすい」ゲームだったからです。 ポーカーのように役を覚える必要もありませんし、ブラックジャックやバカラのように定石を知らないと勝てないゲームでもありません。 しかも、カジノ・ウォーは1ゲームにかかる時間がとても短いのです。プレイヤーは短い時間で何度でも勝負ができます。これが受けてカジノ・ウォーは人気ゲームとなりました。
日本でも一時期「戦争」という名前で流行したことがありますので、知っている人もいるかもしれません。 ゲームのやり方は単純で、ディーラーとプレイヤーに1枚ずつカードが配られ、その数が大きいほうが勝ちとなります。 一番強いカードは「A」。一番弱いカードは「2」です。ほかに引き分けの場合もありますが、これについては遊び方のところで詳しく紹介します。 カジノ・ウォーの遊び方 | プレイヤーはまず「アンティ」にチップを賭けます。これが賭け金で、勝てば2倍、負ければ没収となります。 もし、引き分けになると予想するなら「タイ」に賭けることもできます。ここに賭けた場合、引き分けとなると賭け金は10倍になって返ってきます。 「アンティ」と「タイ」の両方に賭けることもできますが、「タイ」だけに賭けることはできません。 | 賭けが終わったら「ディール」を押して、ゲームをスタートさせます。ディーラーとプレイヤーにそれぞれ1枚ずつカードが配られ、カードの大きいほうが勝ちになります。 (「タイ」に賭けている場合、引き分け以外は没収となります) | 引き分けの場合は、自動的に「タイ」に賭けられていた額の10倍が支払われます。さらに、プレイヤーは「ウォー」か「サレンダー」を選ぶよう求められます。 「ウォー」はさらに同額の賭け金を積んでもう一度勝負すること。 「サレンダー」は賭け金の半額を支払い、ゲームを降りること。 | 「ウォー」を選択するともう一度カードが配られ、勝負となります。次も引き分けの場合は、そこで勝負は終了して賭け金は払い戻されます。
カジノ・ウォーはほぼ運まかせのゲームですので、戦略といえるほどのことはありません。賭ける金額を調整しながら、勝負をしていくというのが、考えられる一番の「勝ちやすい」方法です。 ただし、一点だけ覚えておきたいことがあります。引き分けで「ウォー」と「サレンダー」を選択する時のことです。この場合は、必ず「ウォー」を選んでください。 というのも、そのほうがハウスエッジが低くなるからです。簡単に言ってしまうと、そのほうがトータルで勝てる確率が高いのです。 また、「タイ」を有効に使っていくのも方法としてはありでしょう。「アンティ」と「タイ」に同額賭けていくとほぼ確実に負けていきます。なので、「アンティ」で勝負をしていき、「タイ」は保険として少額賭けるというのが有効だと思われます(これについては確証はありません。あくまでも参考に)。 なんにしてもカジノ・ウォーは初めて遊ぶにはもってこいのわかりやすいゲームです。時間もかかりませんし、見かけたら遊んでみると面白いですよ。