クラップスの遊び方やルールを初心者にもわかりやすく解説! 本記事では、クラップスのルールや基本的な遊び方を初心者でもわかりやすく解説していきます。クラップスには数多くの用語やルールがありますが、実際に使うものはあまり多くありません。必ず知っておくべきルールも解説しているので、クラップスが初めての方は参考にしてください。 この記事で分かること クラップスの遊び方 クラップスの基本用語 クラップスで最低限知っておくべき知識 目次 もっと見る 1 この記事で分かること 2 クラップスとは 2.1 歴史 3 クラップスで覚えておくべき用語 4 クラップスの基本ルール 5 クラップスの遊び方の流れ 5.1 シューターを決める 5.2 シューターが勝つか負けるかを予想する 5.2.1 パスライン 5.2.2 ドントパス 5.3 サイコロの1投目:カムアウトロール 5.4 シューターの勝負がつくまでサイコロを振り続ける 5.5 勝敗が決まればシューターを交代して次のゲームへ 6 クラップスのベット方法 6.1 クラップスの知っておくべきベット方法 6.1.1 パスライン 6.1.2 ドントパス 6.1.3 カム 6.1.4 ドントカム 6.1.5 オッズベット 6.2 クラップスで知っていると便利なベット方法 6.2.1 プレイスベット 6.2.2 バイベット・レイベット 6.2.3 フィールドベット 6.3 ほぼ使う機会がないベット方法 6.3.1 ビッグ6・ビッグ8 6.3.2 ハードウェイ 6.3.3 ホーンベット 6.3.4 エニーセブン 6.3.5 エニークラップス 7 クラップスで勝つコツ 7.1 サイコロの各出目がでる確率を理解する 7.2 資金管理を徹底する 8 概要クラップスの基本的な賭け方を理解してからプ クラップスとは クラップス(Craps)とは、ラスベガスで人気のあるカジノゲームの1つです。クラップスは、サイコロを2つ使用するだけであり、簡易的にプレイできるため、手軽に遊べるゲームとして人気があります。 クラップスの特徴は、サイコロを振るのがディーラーではなく、プレイヤーであるという点です。各プレイヤーが順番にサイコロを振り、出る目を予測して賭けていきます。クラップスはサイコロ2つという単純な仕組みですが、賭け方は数多くの種類があって複数の楽しみ方がある点も人気の理由です。 歴史 クラップスの歴史は、西ヨーロッパで18世紀に人気があった「Hadard」というゲームがもとになっています。クラップスの簡単なルールと奥の深さが人気となり、アメリカ中に広がっていきました。 クラップスは人気がありましたが、ポーカーやブラックジャックなどのゲームに人気を奪われて一時的に廃れていました。しかし、現代ではオンラインカジノなどの普及により、クラップスもカジノゲームとしての人気を取り戻しつつあります。 クラップスで覚えておくべき用語 クラップスの用語クラップス用語概要シューターサイコロを振るプレイヤーシリーズサイコロの1投目から勝負がつくまでの流れカムアウトロールサイコロの1投目を投げることクラップスサイコロの合計値が「2」「3」「12」のいずれかになることナチュラルサイコロの合計値が「7」「11」のいずれかになることポイントナンバーナチュラルとクラップス以外の「4・5・6・8・9・10」のことセブンアウトサイコロの2投目以降で「7」が出てゲームが終了することマルチロールベット複数回サイコロを投げて決まる賭け方ワンロールベットサイコロ1投ごとに勝負が決まる賭け方パスラインカムアウトロールの前にベットしてナチュラルで勝利カムカムアウトロールの後にベットしてナチュラルで勝利オッズパスラインやカムなどの後に追加でベットする方法 クラップスの基本ルール クラップスは、サイコロを振るシューターの勝ち負けにベットしていくゲームです。 シューターが2つのサイコロを振り、サイコロの合計値で勝負をします。サイコロの合計値が「7」 「11」であればプレイヤーの勝利、「2」 「3」 「12」であればプレイヤーの負け、それ以外では再度サイコロを振るという3つのパターンに分かれています。 サイコロの2投目以降では、「1投目と同じ数字」が出ればシューターの勝ち、「7」が出ればシューターの負け、それ以外の数字なら再度サイコロを振ります。シューターの勝敗が決まるまで繰り返していくのが、クラップスの基本的なルールです。 クラップスの遊び方の流れ クラップスのルールや基本的なプレイの流れを解説します。 シューターを決める シューターとは、サイコロを投げるプレイヤーを指します。クラップスでは、ディーラーではなくプレイヤーがサイコロを振るため、プレイヤーの中からシューターが選ばれます。ディーラーの役割は、チップの計算などがメインです。 ゲームの勝敗が決まるまでは、最初に決めたシューターがサイコロを振っていきます。クラップスの1ゲームの勝敗が決まれば、次のプレイヤーがシューターとなります。 シューターが勝つか負けるかを予想する クラップスのシューターが決まれば、1投目の前にシューターの勝ち負けを予想していきます。「パスライン」「ドントパス」の2種類があるので、それぞれ詳しく解説します。 パスライン クラップスにおけるパスラインとは、簡単にいうとシューターの勝利に賭ける方法です。クラップスのパスラインには、サイコロの1投目でのみ賭けます。 パスラインにベットしたプレイヤーが勝利するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。 サイコロの1投目の合計値が「7」または「11」 サイコロの2投目の合計値が「ポイントナンバー」 どちらか一方の条件を満たせれば、パスラインにベットしたプレイヤーへ報酬が配られます。 ドントパス クラップスにおけるドントパスは、シューターが負けることに賭ける方法です。 クラップスでシューターが負けとなる以下の2パターンに該当する場合に、ドントパスにベットしたプレイヤーが報酬を得られます。 サイコロの1投目の合計値が「2」 「3」 「12」のいずれか サイコロの2投目の合計値が「7」 ドントパスもパスラインと同様に、シューターの1投目のタイミングでのみベットします。 サイコロの1投目:カムアウトロール クラップスでは、サイコロの1投目を「カムアウトロール」と表現します。クラップスのカムアウトロールでサイコロの合計値が「7」または「11」の場合「ナチュラル」となり、パスラインにベットしたプレイヤーに賭け金と同額が支払われて1ゲームが終了します。 クラップスのカムアウトロールでサイコロの合計値が「2」 「3」 「12」の場合は、「クラップス」と呼ばれます。クラップスとなった場合はシューターの負けとなり、ドントパスにベットしたプレイヤーに賭け金と同額が支払われて、1ゲームが終了です。 サイコロの合計値がナチュラル・クラップスに該当しない「4」 「5」 「6」 「8」 「9」 「10」の6つの数は「ポイントナンバー」です。カムアウトロールでポイントナンバーが出た場合は、シューターの勝ち負けが決まらないため、クラップスの2ゲーム目に移行します。 シューターの勝負がつくまでサイコロを振り続ける カムアウトロールでポイントナンバーが出た場合は、シューターの勝敗が決まるまでサイコロを振り続けます。クラップスのルールでは、勝負が決まるまで同じシューターがサイコロを振り続ける必要があります。 クラップスの2投目以降は、カムアウトロールと少しルールが異なる点を理解しておく必要があります。サイコロの2投目では、カムアウトロールと同じ数値が出た場合にシューターの勝利が確定します。 サイコロの2投目の合計値が「7」となった場合にのみ、シューターの負けとなります。クラップスでサイコロの2投目が「カムアウトロールと同じ数字」または「サイコロの合計値が7」となった場合以外では、シューターの勝敗が決まりません。そのため、引き続き3棟目以降も同様にゲームを進めていく必要があります。 勝敗が決まればシューターを交代して次のゲームへ サイコロを振り続けて、「カムアウトロールと同じ数字」または「サイコロの合計値が7」のいずれかを満たせば、その時点でゲームが終了します。パスライン・ドントカムに賭けたプレイヤーのうち、的中した方に報酬が支払われ、外れた方は賭け金が没収されます。 そして、次のプレイヤーにシューターの権利が移動し、2ゲーム目へ突入します。 クラップスのベット方法 クラップスのベット方法を解説していきます。初心者の方は「クラップスの知っておくべきベット方法」だけ理解しておけば十分にプレイできます。 クラップスの知っておくべきベット方法 クラップスのベット方法は数多くありますが、必ず知っておきたいベット方法を厳選して紹介します。クラップスをプレイするのが初めての方は、この見出しで紹介するベット方法を身につけておきましょう。 パスライン クラップスのカジノゲームにおいて、パスラインは最もノーマルな賭け方です。 パスラインにベットする行為は、シューターの勝利に賭けることを意味します。シューターが振るサイコロの目が、「7」 「11」の場合にナチュラルで勝ちとなり、賭け金の倍額が支払われます。 サイコロの合計値が「2」 「3」 「12」となった場合は、クラップスとなり負けが確定して賭け金が没収されます。また、カムアウトロールで勝負が決まらなかった場合は、2投目以降のゲームに進みます。 2投目以降にカムアウトロールと同じ数字がでればシューターの勝ち、「7」が出ればシューターの負けです。 ドントパス ドントパスは、クラップスでプレイヤーが負けるという予想に賭ける方法です。 そのため、カムアウトロールで「2」 「3」 「12」が出ればプレイヤーの勝利となり、「7」 「11」が出ればプレイヤーの負けとなります。パスラインの真逆の賭け方と覚えておくのがおすすめです。 カム クラップスのカムとは、クラップスのゲームに途中参加する場合に適用されるアクションです。 基本的な内容はパスラインと同じです。サイコロの1投目であるカムアウトロールの後に参加する場合は、カムでベットする必要があります。 パスラインと同様にナチュラルの「7」 「11」が出れば勝利、クラップスとなる「2」 「3」 「12」が出れば負けとなります。また、次のクラップスのゲーム以降でも、「カムアウトロールと同じ数字」なら勝ち「7」が出ると負けです。 ドントカム ドントカムは、ドントパスと同様のルールですが、カムアウトロール後に参加する場合に使用するアクションです。 ドントパスと同じように、シューターの負けに賭ける方法であり、ナチュラルの「7」 「11」が出れば負け、クラップスの「2」 「3」 「12」が出れば勝ちとなります。 ナチュラルやクラップス以外の数字が出た場合は、3ゲーム目以降も同様に「カムアウトロールの数字」または「7」が出るまで繰り返します。「カムアウトロールの数字」が出た場合はドントカムでベットしたプレイヤーは負けとなり、「7」が出た場合はプレイヤーの勝利です。 オッズベット オッズベットは、基本的な賭け方に追加でベットする場合に用いられるアクションです。 「パスライン・ドントパス」 「カム・ドントカム」などの通常の賭け方に加えて、オッズベットはオプション的な立ち位置です。 パスラインやドントパス、カム、ドントカムなどは、どの数字が的中しても2倍の配当しか得られません。しかし、オッズベットで賭けた場合は、カムアウトロールの数字によって追加の倍率がかかった報酬が得られます。具体例として、カムアウトロールの数字が「4」で追加倍率が20%の場合、10ドルをパスラインで賭けて、オッズベットでも10ドルを賭けたケースを想定します。 「4」が的中して勝利すれば、パスラインの報酬10ドルに加えて、オッズベット的中で20%の倍率が付与された12ドルが報酬として得られます。また、オッズベットで得た報酬はディーラーへの場所代などの控除率がないため、すべて利益として得られる点がメリットです。 クラップスで知っていると便利なベット方法 クラップスで知っておくと便利なベット方法を3つ紹介します。知らなくてもクラップスをプレイできるため、余裕のある方は予備知識として見ておきましょう。 プレイスベット クラップスの賭け方の1つであるプレイスベットは、ポイントナンバーにベットする方法です。 ナチュラルの「7」 「11」とクラップスの「2」 「3」 「12」以外の数字である「4・5・6・8・9・10」のいずれかにベットします。 ポイントナンバーは、サイコロの各数字ごとに配当倍率や控除率が決められているため、タイミングを見極めて使いましょう。 バイベット・レイベット バイベット・レイベットは、プレイスベットと同様に「ポイントナンバー」に賭ける方法です。 バイベットは、ベットしたポイントナンバーが当たれば勝ち、「7」が出れば負けとなります。レイベットは、「7」が出ると勝ちになり、ポイントナンバーが出れば負けという仕組みです。 どちらも基本的な仕組みはプレイスベットと同じですが、配当から控除されない点が異なります。また、バイベットでは賭けた金額の5%、レイベットでは配当金の5%を手数料として支払わなければなりません。 フィールドベット クラップスのフィールドベットは、シューターが1回サイコロを振るごとにベットできる方法です。 ここまでに紹介してきた方法は、「7」が出るまで続くベットでしたが、フィールドベットではサイコロを1回振るごとに賭けられます。 クラップスのフィールドベットでは、「2・3・4・9・10・11・12」が出れば勝ち、「5・6・7・8」が出ると負けになります。「2」 「12」は確率が低いため、配当が高くなっているのが特徴です。サイコロ1投ごとに賭けられるシンプルな方法であるため、初心者でもチャレンジしやすいのでおすすめです。 ほぼ使う機会がないベット方法 クラップスをプレイするうえで、知らなくてもよいベット方法を紹介します。ここで紹介するクラップスのベット方法は、メリットが少ないため使用する機会はほとんどありません。 ビッグ6・ビッグ8 クラップスのビッグ6・ビッグ8は、その名の通り「6」または「8」に賭けられる方法です。 ビッグ6・ビッグ8の配当は「1:1」であり、控除率が9.09%となっているため、プレイヤーにメリットが少ないベット方法です。プレイスベットで賭けた場合は、配当が「7:6」で控除率1.52%であるため、プレイスベットの利用がおすすめです。 ハードウェイ クラップスのハードウェイとは、その名の通り難しいサイコロの目を狙う方法です。 ハードウェイでは、振ったサイコロがゾロ目になることに賭けます。画像のように、テーブルに描かれている「2・3・4・5」のいずれかのゾロ目にベットします。 賭けたゾロ目が出れば勝ちですが、「7」または賭けたゾロ目以外の組み合わせが出ると負けです。たとえば、5のゾロ目を狙って「5・5」で合計10になれば勝ちですが、「4・6」で合計10になった場合に負けとなります。 ホーンベット ホーンベットは、クラップスの「2・3・12」または「11」のいずれかが出る予想に賭ける方法です。 クラップスのホーンベットでは4つの数字に一括で賭けるため、均等にベットされます。たとえば、クラップスのホーンベットで40ドルを賭けた場合、それぞれの数字に10ドルずつベットしたことになります。 エニーセブン エニーセブンは、次のゲームでサイコロの合計値が「7」になることを予測してベットする方法です。 予想通り「7」が出れば勝ちですが、「7」以外の目が出れば負けとなります。シューターがサイコロを1回振るごとに賭けられる仕組みで、1投ごとに勝敗が決まるクラップスのベット方法です。 エニークラップス エニークラップスは、「クラップス」と呼ばれる「2」 「3」 「12」の3つの数字のうち、いずれかが出れば勝ちとなります。 反対に、クラップスの3つの数字以外が出れば負けです。エニーセブンと同様に、1投ごとにベットできる方法です。エニーセブン・エニークラップスの2つは、控除率が高いため、あまりおすすめできる賭け方ではありません。 クラップスで勝つコツ クラップスで勝つためには、2つのことを意識してプレイするのがおすすめです。詳しく解説していくので、クラップスで勝率を上げたい方は参考にしてください。 サイコロの各出目がでる確率を理解する クラップスでは、サイコロを2つ使用するため、サイコロの合計値は「2~12」まであります。それぞれのサイコロの合計値と確率は、以下の通りです。 最も出現する確率が高いのは、サイコロの合計値が「7」になるパターンであり、確率は16.66%です。クラップスでは、「7」を中心として「1」または「12」に近づくにつれて確率が下がっていきます。 最も出現率が低いのは、1のゾロ目「2」と6のゾロ目「12」であり、確率は2.77%となっています。最も確率が高い「7」と最も確率が低い「2」 「12」を比較すると、出現率に約6倍の差があります。 サイコロの合計値の出現確率を把握しておくと、クラップスのゲームを有利に進められるため理解しておきましょう。 資金管理を徹底する クラップスで勝つためには、資金管理を徹底するのが重要です。クラップスの賭け方を学ぶ以外にも、資金管理方法やベット方法を工夫する必要があります。 たとえば、パーレー法やマーチンゲール法などはクラップスの必勝法とも呼ばれ、勝率を高めるために有効な手段です。ダランベール法もあります。クラップスの基本的な賭け方を理解できた方は、ベット方法も分析してみるのがおすすめです。 オンラインカジノには、それぞれのゲームに合った必勝法があります。ゲームに合わせて手法を変えていくと良いですよ。 概要クラップスの基本的な賭け方を理解してからプ 本記事では、クラップスの基本的な賭け方から、ほぼ使われないベット方法まで解説しました。クラップス初心者の方は、基本的な用語だけ覚えておけば十分にプレイできるため、基礎だけ学んでおきましょう。記事内で使われているカジノ基本用語も合わせてチェックしてくださいね。