ルーレット必勝法：プロも使っているルーレット攻略法

バカラやブラックジャックなどのテーブルゲームは、スロットと異なり攻略法が存在します。もちろんルーレットにも。絶対に勝てるという方法ではありませんが、カジノゲームのプロも利用している、活用すれば勝率をかなり上げられる方法です。

実際のランドカジノとは仕組みが異なるオンラインカジノの場合、利用可能な場面が狭まるという問題はありますが、知っていて損することはありません。
ここではテーブルゲームの中でもルーレットに焦点を当てて、そのようなルーレット攻略法をご紹介します。

ルーレットは、シングルゼロのヨーロピアンタイプとダブルゼロのアメリカンタイプの２種類に分かれます。
親の総取り、いわばハズレとなる0のマス目の数が最大の違いですが、それ以外にホイール外縁の数配列も異なっています。

ヨーロピアンタイプ。親の総取りとなる0がひとつしかない。

アメリカンタイプ。0のほかにもうひとつ00がある。

ベラジョンカジノより引用

このルーレット必勝法は、単純に言ってしまえば、ルーレットの盤を4分割して賭けていくという方法になります。分類は以下の通りです。
当然ながら、ルーレットのタイプ次第でホイールの配列も異なるため、攻略法における基本的な考え方は同じですが賭ける先のマス目も異なってきます。一般的にアメリカンタイプの攻略法は「シフトベット」、ヨーロピアンタイプの攻略法は「ネイバーベット」と言われますので、ここでもその名称を用いて説明します。

Ａコーナー
（シフトベット）
2・9・11・14・23・26・28・30・35（11～35まで）

（ネイバーベット）
1・5・9・14・16・20・24・31・33（5～9まで）

Ｂコーナー
（シフトベット）
1・10・12・13・24・25・27・29・36（12～36まで）

（ネイバーベット）
6・8・10・11・13・23・27・30・36（6～10まで）

Ｃコーナー
（シフトベット）
3・5・7・15・17・20・22・32・34（3～7まで）

（ネイバーベット）
2・4・15・17・19・21・25・32・34（32～34まで）

Ｄコーナー
（シフトベット）
4・6・8・16・18・19・21・31・33（4～8まで）

（ネイバーベット）
3・7・12・18・22・26・28・29・35（22～26まで）

数字だけ見ると分かりづらいかもしれませんが、ホイールの数配置と照らし合わせると、これらの数字はホイール上の盤面で1/4区間を占める数になっていることがわかります。この９マスすべてに賭けて勝負します。

実際のカジノでいちいちルーレット盤や賭けるマスを見るのは、よほど馴れている人でないとできません。しかし、オンラインカジノなら簡単です。
このページを開きながら、ゲームをすればいいのです。

詳細は次節に譲りますが、重要な注意点として、シフトベット、ネイバーベットは現実のルーレットホイール上でボールに加えられる力の一定性を利用した賭け方となっています。
ライブカジノやランドカジノでは有効ですが、一人用のCGで再現されたルーレットゲームでは正しく機能しないことを覚えておいてください。
その上で、ここでは具体的な手順の確認のためにあえて一人用のコンピュータゲームを例に用いて話を進めます。

まず、カジノサイトで任意のルーレットのゲームを開きます。手順の確認のためなので、フリープレイのモードで構いません。
すると、ベットをしなくてもルーレットホイールがゆっくりと回転しているのが確認できると思います。
2時の方向や6時の方向などのように、ホイール外周のどこかの角度を基準点として定め、そこに「0」が来たらスピンしてください。
フリープレイであれば、スピンを行うための賭け方はどんなものでも大丈夫です。とりあえず最も単純な赤黒にでも賭けておきましょう。

そのスピンの結果、出た目が前節の4つに分割された区間Ａ～Ｄのどのコーナーに当てはまるかチェックしておきます。
勘付かれた方も多いと思いますが、ここまでの手順の目的は、ボールが投げ込まれた位置と最終的に止まるマス目の対応を観察することです。
次のゲームでは、先ほどボールが落ちたコーナーの9つの数字すべてに「１点賭け」をします。賭け終わったら、また基準の角度に「0」が来た瞬間にスピンします。
やり方はこれだけです。つまり、同じ程度の力でボールが打ち出されているのであれば、発射点が同じである限りはボールが落ちるマス目も近い位置に偏るはず。このような狙いで賭けを行う手法となっています。
当たれば36倍の配当となりますので、1ドル勝負でも27ドルの勝ちが見込めます。また、4回以内に当たれば資金は減ることがありません。

そして、さらにこれをリアルのルーレットゲームに当てはめていきましょう。
リアルのゲームでは当然ですが自分でボールをスピンするタイミングを選べないため、賭けをスピンの前に行うこともできなくなります。
ボールの発射位置はディーラーがスピンを行うタイミングに委ねることになりますので、まず先に何ゲームかを観察して、スピンの基準点とボールが落ちるマス目の対応を記憶しておく必要があります。
傾向が掴めたら、ディーラーが玉を投げ入れる瞬間のホイール上の発射位置から、落ちる先となるであろうコーナーを予想し、該当する9マスに素早く賭けを行うことでこの賭け方を成立させます。

シフトベット（ネイバーベット）は、もともとランドカジノ用に誕生したルーレット必勝法で、実際にはスピンするタイミングや、力加減など、ディーラーの癖をつかんで勝率を高めていきます。そのため、ライブゲームなど、実際に対人間でプレイするカジノでは、この攻略方法はかなり有効に機能します。
オンラインカジノの中でも、ライブカジノハウスやカジ旅などはライブゲームに力を入れているので、特に狙い目だと言えるでしょう。

一方で、ライブカジノ以外のルーレットゲームに関しては有効性はほとんど期待できないのが実情です。
これらの対コンピュータで行う一人用ゲームでは、出目の数字は基本的に全てランダムに決められています。当然同じタイミングでスピンしたからといって、前のスピンと近い場所に玉が落ちるとは限りません。

ただし、このルーレット攻略法を身に着ける練習の場としてなら、これらの一人用のゲームにも大きな意味があります。
シフトベット（ネイバーベット）をライブゲームで実践するには、ディーラーがボールをリリースしてから素早くチップをレイアウトの該当マスに置けなければなりません。
ホイール上の数配置はきっちりと頭に入れておきましょう。

最後に、すでにお気付きの方も多いでしょうが、この手法はディーラーのボールリリース後のベッティングが許されているテーブルでしか活用できません。
勝負の前には、しっかりとゲームテーブルのルールを確認しておくようにしておきましょう。

さらにもっと詳しい戦略や戦術を知りたい方はこちらをご覧ください。

► 「ルーレット戦略」賭け方と賭け金の調整がルーレットの勝負を左右する