|SIC BO「シックボ―」という名前を聞いてピンとこない人でも「大小」と言われれば「ああ、あれか」とわかるのではないでしょうか。3つのサイコロを転がしてその合計が大きいか小さいかを当てる「大小」は、アジアの特にマカオで大人気のゲームで、マカオのカジノにはないところがないと言ってもいいほどです。
日本では「大小」と呼ばれますが、中国語では「大細(タイサイ、ターサイ)」、英語では’SIC BO’「シックボ―」と呼ばれます。どれも同じゲームのことです。
そもそも「シックボ―」の起源は、古代中国にまでさかのぼるとまで言われています。それほど古くから愛され続けてきたのは、シックボ―が単純明快、かつ人を惹きつける魅力に満ちたゲームだからです。実際、作家の沢木耕太郎さんなどは大小にどっぷりハマり、しばらくマカオに居続けたりしました。この経験は『深夜特急』に詳しく書かれていますので、気になる方は読んでみると面白いと思います。ジャックポット サイコロ と呼ばれているこのゲーム、どれほど大小が魅力的で熱いゲームなのかがよく伝わってきますよ。