|SIC BO「シックボ―」という名前を聞いてピンとこない人でも「大小」と言われれば「ああ、あれか」とわかるのではないでしょうか。3つのサイコロを転がしてその合計が大きいか小さいかを当てる「大小」は、アジアの特にマカオで大人気のゲームで、マカオのカジノにはないところがないと言ってもいいほどです。 日本では「大小」と呼ばれますが、中国語では「大細(タイサイ、ターサイ)」、英語では’SIC BO’「シックボ―」と呼ばれます。どれも同じゲームのことです。 そもそも「シックボ―」の起源は、古代中国にまでさかのぼるとまで言われています。それほど古くから愛され続けてきたのは、シックボ―が単純明快、かつ人を惹きつける魅力に満ちたゲームだからです。実際、作家の沢木耕太郎さんなどは大小にどっぷりハマり、しばらくマカオに居続けたりしました。この経験は『深夜特急』に詳しく書かれていますので、気になる方は読んでみると面白いと思います。ジャックポット サイコロ と呼ばれているこのゲーム、どれほど大小が魅力的で熱いゲームなのかがよく伝わってきますよ。
| シックボ―は3つのサイコロを転がしてその数字の合計を当てるゲームです。テーブルの画面を見るとややこしい感じがしますが、実際に体験してみると、とても簡単だということがわかります。では、どんな賭け方があるのか見ていきましょう。 画面右上と左上にある「大」か「小」かに賭ける賭け方です。これがシックボ―の基本の賭け方になります。数字の合計が「10」以下なら「小」、「11」以上なら「大」。配当は1倍。ただし、ゾロ目(3つとも同じ数字)は大でも小でもなく負けとなります。 | 特定の数字に賭ける賭け方。配当は1つ出れば1倍、2つ出れば2倍、3つ出れば3倍。例えば「3」に賭けて、出た目が「3・3・4」なら2倍になるといった具合です。 | 2つの特定の数字に賭ける賭け方。配当は4倍。画面の多くを占めているので一見するとメインの賭け方のように見えますが、実際はここに賭けている人はあまりいません。 | 数字の合計の値に賭ける賭け方。配当は値によって異なり、最低6倍から最大60倍までになります。 | サイコロの2つがゾロ目になると予想する賭け方。1から6までそれぞれの数字に賭けられます。配当は10倍です。 | サイコロの3つがゾロ目になると予想する賭け方。1から6までそれぞれの数字に賭けられます。配当はシックボ―では最大の180倍。高いだけあってめったに当たりません。 数字を問わずゾロ目が出ると予想する賭け方。配当は30倍。シックボー 還元率は良いといえます。 基本的にはこれですべての賭け方が網羅できたはずです。ここではウィリアムヒルのシックボ―を例に取り上げましたが、配当や賭け方などはゲームによって変わる場合がありますので注意が必要です。ただし、「大」「小」「ゾロ目」に賭ける賭け方はどのゲームでも共通です。この3つに賭ける方法が勝負のポイントとなります。
ゾロ目という例外はあるものの、シックボ―の基本はほぼ丁半博打と同じです。「大」か「小」かに賭けていくのがいちばん有効な賭け方であることは覚えておいてください。 そのうえで、あえて「ゾロ目」を押さえておくという賭けた方も考えられます。 例えば10ドルを「大」に賭け、「ゾロ目」に1ドルだけ賭けておくといった方法です。あくまでもゾロ目を保険として押さえておき、勝負自体は「大」か「小」かでする。こんな方法なら、少しは勝ちに近づけます。 また、ルーレットのところでも触れましたが、禁断のマーチンゲール(負けたら倍賭け)を利用するという手もあります。この場合、ネックとなるのはMAXベット額です。できるだけMAXベットが高い台を選び、少額で勝負していきましょう。これなら、マーチンゲールもそこそこ有効になるはずです。 「大」か「小」かでわりきれば、’SIC BO’「シックボ―」はとてもわかりやすいギャンブルです。ルーレットの「赤・黒」のような感覚で、気軽に楽しむことをおススメします。