モンテカルロ法はカジノの必勝法?特徴や使い方を解説! モンテカルロ法はカジノゲームの必勝法として名高いベッティングシステムです。複雑な手法ではありますが非常に効果的なことは間違いなく、実際に使ってみようと考える読者さんも多いでしょう。 本記事では、モンテカルロ法の特徴や使い方について解説しました。イメージしやすいようにシミュレーションも用意しているので、すぐに理解することができますよ。また、モンテカルロ法のメリットとデメリットも解説しているので、本当に有効かどうか疑問に思う読者さんはぜひ参考にしてくださいね この記事で分かること モンテカルロ法の概要 2倍モンテカルロ法の特徴と使い方 3倍モンテカルロ法の特徴と使い方 モンテカルロ法のシミュレーション結果 モンテカルロ法のメリットデメリット 目次 もっと見る 1 この記事で分かること 2 モンテカルロ法とは? 2.1 2倍モンテカルロ法 2.2 3倍モンテカルロ法 3 モンテカルロ法が使えるおすすめのカジノゲーム 4 モンテカルロ法のカジノでの使い方 5 モンテカルロ法のシミュレーション 5.1 2倍モンテカルロ法 5.2 3倍モンテカルロ法 6 モンテカルロ法のメリット 6.1 勝率以上に負け越したとしても利益を上げられる 6.2 ベット金額の上昇率があまり高くない 7 モンテカルロ法のデメリット 7.1 大連敗した場合は勝てない 7.2 長期戦になった場合はメモがないと覚えていられない 8 概要モンテカルロ法は強力だがメモが必要になる モンテカルロ法とは? モンテカルロ法とは、カジノゲームで使われるベッティングシステムのうちの1つです。 ベッティングシステムは、ベット額をコントロールすることで勝率や配当を調整し、より目的の金額に的確にアプローチする手法のことを指します。数あるベッティングシステムの中でも、モンテカルロ法は「実際にモンテカルロのカジノを潰した」と言われるほど強力な手法です。 モンテカルロ法は数列を使って一定の法則に従ってベットをしていくため、最初はメモなどがないと難しいかもしれません。とはいえ、威力が高い手法には違いないため、カジノプレイヤーには好んで使われています。 2倍モンテカルロ法 2倍モンテカルロ法は、勝率約50%かつ配当2倍のゲームで使える手法です。 やり方は、まず3つの数字【1,2,3】を用意します。この数列の両端を足した数がベット額になります。つまり、最初のベット額は4ドルですね。 勝利した場合は数列の両端を消し、敗北した場合はベットした額を右端に追加します。つまり、4をベットして勝利した場合は数列が【2】になり、敗北した場合は数列が【1,2,3,4】になります。これを繰り返し、数列が1つ以下になると利益が確定です。 3倍モンテカルロ法 3倍モンテカルロ法は、勝率約33%かつ配当3倍のゲームで使える手法です。 やり方は、2倍モンテカルロ法とほとんど変わりません。ただ、勝利した時に消す両端の数字を2つずつ消してください。つまり、数列が【1,2,3,4,5,6】で7ドルをベットした場合は、2倍モンテカルロ法だと数列が【2,3,4,5】となりますが、3倍モンテカルロ法だと【3,4】になります。3倍モンテカルロ法の場合も数列が1つ以下になると利益が確定しています。 モンテカルロ法が使えるおすすめのカジノゲーム 2倍モンテカルロ法は、人気カジノゲームの数多くのベットで使えます。以下はその一例です。 2倍モンテカルロ法が使えるゲームゲームの種類賭け方(2倍配当)勝率ブラックジャックメインベット約49.5%バカラプレイヤーバンカー約50.7%or約49.3%ルーレット赤or黒奇数or偶数ハイorロー約48.7% どれを選んでも問題ないですが、勝率を考えればブラックジャックが一番向いていると言えるでしょう。3倍モンテカルロ法の場合は、使えるカジノゲームが限定されています。以下はその一例です。 3倍モンテカルロ法が使えるゲームゲームの種類賭け方(3倍配当)勝率ルーレットコラムベットダズンベット約32.43% ルーレット以外にも配当3倍のベットがあるカジノゲームは存在しますが、勝率とプレイのしやすさを考えればルーレット一択になりますね。そのため、最初は2倍モンテカルロ法から慣れていくことがおすすめですよ。 モンテカルロ法のカジノでの使い方 モンテカルロ法を実際に使う場合は、毎回数列を【1,2,3】から開始してしまうとベット額や資金面でコントロールがしにくいでしょう。そのため、数列は【1倍,2倍,3倍】といった3つにしてください。つまり、【3,6,9】で12ドルからベットを開始する、【5,10,15】で20ドルからベットを開始するといったやり方ですね。 所要時間: 10分その後を含めたモンテカルロ法の使い方は以下の通りです。 数列と次のベット額を決定 指定のゲームにベットする 勝敗に応じて数列を消すor増やす 数列が1つ以下になったら終了 数列と次のベット額を決定し1から再スタートする 4の段階で利益を確定させ、1〜5を繰り返し続けていく方法が基本的なモンテカルロ法の使い方です。 モンテカルロ法のシミュレーション 実際に2倍モンテカルロ法と3倍モンテカルロ法のシミュレーションを見てみましょう。まずは2倍モンテカルロ法のシミュレーション結果から紹介します。 2倍モンテカルロ法 2倍モンテカルロ法のシミュレーション結果は以下の通りです。 2倍モンテカルロ法のシミュレーションゲーム回数数列ベット額勝敗1ゲームの収益トータル収益1ゲーム目1,2,34ドル(1+3)敗北-4ドル-4ドル2ゲーム目1,2,3,45ドル(1+4)敗北-5ドル-9ドル3ゲーム目1,2,3,4,56ドル(1+5)敗北-6ドル-15ドル4ゲーム目1,2,3,4,5,67ドル(1+6)勝利+7ドル-8ドル5ゲーム目2,3,4,57ドル(2+5)敗北-7ドル-15ドル6ゲーム目2,3,4,5,79ドル(2+7)勝利+9ドル-6ドル7ゲーム目3,4,58ドル(3+5)敗北-8ドル-14ドル8ゲーム目3,4,5,811ドル(3+8)勝利+11ドル-3ドル9ゲーム目4,59ドル(4+5)勝利+9ドル+6ドル 4勝5敗と負け越しましたが、6ドルの収益を得ることができました。負け越したとしても利益が上げられるのはモンテカルロ法の大きな強みですね。 3倍モンテカルロ法 3倍モンテカルロ法のシミュレーション結果は以下の通りです。 3倍モンテカルロ法のシミュレーションゲーム回数数列ベット額勝敗1ゲームの収益トータル収益1ゲーム目1,2,34ドル(1+3)敗北-4ドル-4ドル2ゲーム目1,2,3,45ドル(1+4)敗北-5ドル-9ドル3ゲーム目1,2,3,4,56ドル(1+5)敗北-6ドル-15ドル4ゲーム目1,2,3,4,5,67ドル(1+6)勝利+14ドル-1ドル5ゲーム目2,3,4,57ドル(2+5)敗北-7ドル-8ドル6ゲーム目2,3,4,5,79ドル(2+7)敗北-9ドル-17ドル7ゲーム目2,3,4,5,7,911ドル(2+9)敗北-11ドル-28ドル8ゲーム目2,3,4,5,7,9,1113ドル(2+11)敗北-13ドル-41ドル9ゲーム目2,3,4,5,7,9,11,1315ドル(2+13)勝利+30ドル-11ドル10ゲーム目4,5,7,913ドル(4+9)勝利+26ドル+15ドル 3勝7敗ですが、15ドルの収益を上げることに成功しました。3倍モンテカルロ法の場合は、勝率が約33%なので負け越すことは当然です。しかし、シミュレーション結果は約30%の勝率であり、3倍モンテカルロ法でも想定以上に負け越したとしても利益が上げられることがわかりました。 モンテカルロ法のメリット モンテカルロ法はカジノゲームの必勝法として挙げられる強力なベッティングシステムです。ここでは、そんなモンテカルロ法のメリットを解説していきます。 勝率以上に負け越したとしても利益を上げられる シミュレーション結果でもわかる通り、モンテカルロ法はゲームの勝率以上に負け越したとしても利益を上げられます。 勝敗は偏ることがほとんどですが、長期的な目で見ればゲームの勝率に近い値で収束するでしょう。そのため、モンテカルロ法を使えば、長期的な目で見ても勝てる可能性は非常に高いです。 ベット金額の上昇率があまり高くない モンテカルロ法は、マーチンゲール法などのベッティングシステムと比べるとベット金額の上昇率があまり高くありません。 実際にシミュレーションをして比べてみましょう。モンテカルロ法は数列【1,2,3】の4ドルから、マーチンゲール法は1ドルからベットを開始します。 モンテカルロ法とマーチンゲール法のベット金額上昇率比較連敗数モンテカルロ法のベット額マーチンゲール法のベット額1敗目4ドル1ドル2連敗目5ドル2ドル3連敗目6ドル4ドル4連敗目7ドル8ドル5連敗目8ドル16ドル6連敗目9ドル32ドル7連敗目10ドル64ドル 最初のベット額はモンテカルロ法の方が高いにもかかわらず、5連敗目にはマーチンゲール法のベット額は倍に、7連敗目には6倍以上に増えています。このように、モンテカルロ法はベット額の上昇が比較的緩やかなので、低資金からでも始めることができます。 モンテカルロ法のデメリット モンテカルロ法を使ってもカジノ側のハウスエッジを覆すことはできません。そのため、モンテカルロ法を使っても勝てないという場合も必ず発生します。ここでは、モンテカルロ法のデメリットについて解説していきます。 大連敗した場合は勝てない カジノゲームをプレイしていると、大連敗を経験するタイミングが必ず来ます。 大連敗が続いた場合は、モンテカルロ法を使っても利益を上げることはできません。 無理にプレイを続行してしまうと、いくら賭け金上昇率が緩やかなモンテカルロ法だったとしても、途中で破産してしまう確率は高いです。また、テーブルリミットで強制的に続行不可になる危険性も高くなります。 そのため、モンテカルロ法を使う場合は損切りラインを設定しなければなりません。途中で損切りを行えばベット額の上昇がリセットされるので、連敗し続けたとしても損失は小さくなります。大損失が生まれる前に小さい損失額を受け入れるようにすることが、モンテカルロ法で利益を上げ続けるコツですよ。 長期戦になった場合はメモがないと覚えていられない 連敗が続いて長期戦になると、数列を覚えておくことが難しくなります。 最初のうちは数列が【1,2,3,4】のように続いていくので覚えることに苦労はしません。しかし、これが【3,4,5,8,11】と不規則に続き始めると、覚えておける人は少ないでしょう。 そのため、モンテカルロ法ではメモを取ることが必須になります。自由にメモが取りやすいということを考えると、モンテカルロ法を使う時はオンラインカジノがやりやすいですね。 概要モンテカルロ法は強力だがメモが必要になる 今回はモンテカルロ法の使い方などを解説しました。モンテカルロ法は2倍配当のゲームでも3倍配当のゲームでも使える便利な手法です。数ある必勝法の中でも、安定性に優れており、負け越しても利益を上げられるのは大きな魅力でしょう。ただ、モンテカルロ法にもデメリットは存在するため、プレイする時は損切りラインを設定することを忘れないようにしましょう。モンテカルロ法は強力ですが、カジノで禁止されていることはないので、ぜひオンラインカジノで積極的に使ってみてくださいね。